ビジネスのホームページに欠かせない「プロフィール」
ブログサービスや、SNSなどにも必ずといっていいほど存在しますし
たとえば、講師として招かれるなど「外部への露出」時にも必要になります
「プロフィールって何を書いたらいいの?」と悩んでしまうあなたのために、プロフィール作成のヒントを
プロフィールの役割は?
プロフィールって何? と聞かれると、やっぱり…
プロフィール = 自己紹介
なのですが…
それだけで終わってしまうともったいない
プロフィールって、もっといろんな役割を担ってくれます
- 信頼性・説得力を高める
- 親しみやすさ・魅力を感じてもらう
自分を、自分の店や会社、サービス、商品をよく知ってもらいたい
あわよくば、興味をもってもらったり、ファンになってもらったりしたい!
そのための種まきの場になります
基本事項は?
だから基本は
- 自分のアピール
- 信頼を得るための情報
- 親近感をもたらすあれこれ
この辺りが「書くべき内容」です
1つずつもう少し詳しくご説明を
3つの書くべきポイント
自分のアピール
- 名前・肩書
- 出身地・居住地
- 運営している店・会社の名前など、扱っているサービスなど
プロフィールの主が、どんな人物か?
何ができる人で、何をPRしたいのか? を書きます
自分の場合は「情報発信アドバイザー」であることをメインに
見てもらいたいWEBサイトやブログ、SNSなどへ誘導するURLも忘れずに
信頼を得るための情報
- 経歴・職歴
- 取得資格
- 背景
- 経験
「なぜ自分はそれが得意なのか?」を説明する項目です
資格を持っているとか、20年間職業としてやってきたとか、学生時代の経験が… とか、好きでずっと打ち込んできたとか、「なぜ」を明確に
自分の場合だと…
- 子供の頃から本をたくさん読んだ
- 父親が新聞記者だった
- 壁新聞コンクールで1位をとった
- WEB制作会社で文章を書いていた
- ライターとしてたくさんの本やムック、雑誌にかかわった
- 自転車店を夫と経営し、情報発信について実験した
- 「外部広報」として、他の活動のお手伝いをした
こんな部分がPR項目になるんじゃないでしょうか?
同時に「なぜこの人に頼むのか?」の理由を説明する項目でもあります
なんとなく頼りになりそう
って部分も大事なのですが
この人ならわかってくれそう
な部分もすごく大切
ですので、自分なら…
「地方の小さいお店」
「縁もゆかりもない土地で開業」
「家業でないから、何でもゼロから」
「試行錯誤」
みたいな部分を書きつつ、「女性」だったり、「経営者の妻」という立場だったり、「子なし40代」だったりという部分も必要なら書く感じです
親近感をもたらすあれこれ
- 趣味・好きなもの
- 出身地や居住地
親近感を抱いてもらえる内容
趣味が多い人は媒体や、見てもらいたい相手によって「出し入れ」するのも大事
自分がよく書くのはこの辺り
京都出身、滋賀彦根在住
女性
趣味(自転車、漫画と本、文房具、映画、美味しいものなど)
自転車好きさんに読んでほしいなら、アウトドア系の趣味を厚めにとか
本好きさんへの発信なら、文房具とか、映画方面を多めにとか
ちょっとした調整はします
プロフィール作成の手順
プロフィール作成にあたっては、こんな感じで
- 誰に向けた内容かを考える
- プロフィールの目的を明確にする
- 経歴や経験を洗い直す
- 特徴や強みなど、差別化を意識する
- 内容をストーリーとしてつなげる
1. 誰に向けた内容かを考える
プロフィールを読んでもらう相手を想定します
たとえば、店舗のブログなら「お店のお客さんやお客さん候補」が読ませたい相手です
でも、商工会議所から「地方で商店を営む店主」として講演に呼ばれた場合のプロフィールだとすると…
書く内容は変わってこないでしょうか?
またたとえば、雑誌で紹介される場合でも「タウン誌」なのか、「女性誌」なのか「経済誌」なのか? で求められる内容も、PRしたいポイントも変わりそうです
2. プロフィールの目的を明確にする
プロフィールの目的を明確にします
要するに「読んでもらって、最終どうしてほしいか?」みたいな部分です
「自転車店」で自転車を買ってくれるお客さんを増やしたい
「情報発信アドバイザー」として注目を集め、興味を持ってもらい、最終的には仕事を受注したいみたいな
そのために、まずは事業や自身のアピールしたい内容を棚卸しします
スポーツ自転車を扱う「自転車店」で、折りたたみ自転車が得意とか
現役で店舗を運営している「情報発信アドバイザー」
地方の小さな店だから、同じような立場の人に読んでほしいとか
3. 経歴や経験を洗い直す
経歴や過去の経験を洗い出し、プロフィールを作る際のパーツ集めをします
- なぜ今の仕事をしているのか?
- なぜそれが得意なのか?
- 信頼できる理由は?
- 見た人にどんなプラスをもたらすのか?
- 依頼すると生まれる嬉しい未来は?
- 頼むとどんな不安・不満が解消するのか?
そんな部分に使えるパーツを、「過去の自分」の中から探します
- 子供の頃の経験や、親兄弟との関係性だったり
- 学生時代の興味だったり
- 若い頃にがんばったアレコレだったり
- 必死に努力した結果だったり
- 好きで続けてきた趣味の世界だったり
今までのあなたが作り上げてきたものを、すくい上げましょう
4. 特徴や強みなど、差別化を意識する
世の中に「唯一無二」なんてものは(ほぼ)ありません
同じような職業の人がいて、似たような経験を持つ人がいる
そのなかで「自分を選ぶ理由」を、なんとなーくでいいので盛り込みます
ナンバーワンも、オンリーワンも、なるのは難しいのですが… でもたとえば
範囲を狭めるとオンリーワンになる とか
似たような経歴だからこそわかる とか
工夫次第で「選ばれる理由」を提示することもできそうです
たとえば、滋賀彦根の自転車店「侍サイクル」は、滋賀県で1番折りたたみ自転車の扱いが多い店です
そして試乗車が折りたたみ自転車で10種類以上、ほかも入れると30種くらいあります
こんな部分がきっと「選ばれる理由」になります
範囲を狭めたり、得意を伸ばしたりしつつ「選ばれる理由」を考えてください
5. 内容をストーリーとしてつなげる
1~4で考えてきた内容を繋いで、文字数に納めるのがラストの項目
流れよく、ストーリーに沿ったものになれば最高ですが
「読みやすく」「わかりやすい」のが第一ですので
箇条書きやそれに近い内容でもいいかと思います
難しそう… と思ったあなたは?
プロフィールを自分でつくるのは難しそう…
そう思ったあなたは、こんなサービスもあります
気になる方はLINEからご連絡ください。お待ちしております